消火器
自分の1番身近にある消火器はどこでしょうか?お家?会社?学校?毎日行く駅やコンビニにあるのは知ってるけどどこにあるんだろう?
現在、建物を有する学校や会社などには、その建物の規模によって、年に何回は防災訓練をしてくださいという法律があります。
会社や学校で年1回防災訓練やったなーと記憶している方もいらっしゃるのではないでしょうか?これらは全て、法律で定められた回数を計画して行っていたんですね。
そのため、本物の火災時以外に、その防災訓練で消火器を実際に触ったことがある方というのは一定数おりますし、使い方を見たことがある方は大勢おります。
この記事を見た方々が必要なときに使えるよう、ここでは、使い方だけではなく、そのメンテナンス方法についても簡単にわかりやすくお伝えします。
使い方
…..の前に、使ってもいい場面をしっかりお伝えしなければなりません。
1番重要なことです。
火災が発生した場合、背の高い炎の場合は、もう危ないので直ぐに逃げましょう!
消火器の使う場面は、「初期消火」です。
成長してしまった炎には使えないし、使ってはいけません。
例をあげますと、大量のタバコの吸い殻が入っている灰皿に、消火不十分の新しいタバコの吸い殻を入れ、数時間後に炎が立ち上がったとします。燃えはじめは灰皿内で収まっていますが、次第に家財に燃え移るのは想像にたやすいかと思います。
この灰皿内で収まっていた炎の場合はまだ燃えはじめなので消火器は有効。
ただし、家財に燃え移った際はそこから急激に炎が成長するため、消火器を用意するのではなくすぐに逃げましょう。
では使い方にまいりましょう。
①大きな声で回りに火事であることを知らせます
②消火器を準備し、ピンをまだ抜かずに火元の近くまで運びます
③火元の近くまで到着したら、ピンを抜き、ノズルの先端を持って、炎ではなく、火元をめがけて噴射します。
消火器は重いので、噴射する際は無理をせず、地面に置いたまま噴射することもおすすめです。
消火器の使い方のまとめ
・使っていい場面かどうか見極めること
・ピンは火元の近くまで抜かないこと
・ノズルの先端を持って、炎自体にではなく火元に向かって噴射させること
最後にメンテナンスについてですが、
まずは使用期限を守りましょう。
設置場所によっては、使用期限前に入れ物が錆てしまい危険な場合がありますので、底が錆びているものは使用しないようにしましょう。あとは半年に一回とかでいいので、降ってあげてください。湿気などで中の粉剤が固まってしまうことがあります。
ご家庭にある方は上記を実施すると安全にご利用いただけます。
会社や学校などにある消火器のメンテナンスは、担当者(防火管理者など)が規則どおりに定期点検や消防署への報告をしましょう。
消防署への報告に使用する書類の雛形などについても、ご要望がありましたら記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
少しでもご参考になれば嬉しいです。
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